京小づち

京小づち

「京小づち」は、奈良市にある薬膳料理のお店です。

奈良で「京小づち」という店名ですが、京都とは特に関係はないみたいです。

「京小づち」の最寄り駅は近鉄奈良駅で、駅から歩いて10分ぐらいです。JR奈良駅から歩いて行くと、15分は掛かると思います。

近鉄奈良駅の南側の下御門(しもみかど)商店街にあります。

三条通りから、もちいどのセンター街を南下するとコロッケ屋さんがあって、道路を渡った先から下御門商店街に変わります。下御門商店街に入って直ぐに「京小づち」があります。

「京小づち」には、専用駐車場はありません。

京小づち 外観

日曜日の11時40分頃にランチに行ったところ、先客は1組いました。食べているともう1組増えました。

夫婦連れと年配の女性グループがいました。薬膳料理ですので、女性の方が好きそうです。

「京小づち」は、薬膳料理と言っても和風で、昆布や鰹で味付けをしてるそうです。

座席は、4人掛けのテーブルが3卓、2人掛けのテーブルが2卓ぐらいだったと思います。

店内は落ち着いた雰囲気ですが、年配の女性グループが、声のボリュームを調整できない人達で騒々しかったです。

ランチメニューは、5種類ありました。

京小づち メニュー

(メニューの写真はクリックすると拡大します)

京小づち メニュー

京小づち メニュー

京小づち メニュー

京小づち メニュー

今月のランチ税込1,550円
薬膳ならまち弁当税込2,750円
天来烏骨鶏の薬膳ぞうすい盆税込3,080円
本日のコース税込4,180円
評判のコース税込6,600円

薬膳ならまち弁当(税込2,750円)をお願いしました。

京小づち

前菜です。白和えと落花生豆腐です。注文をしてから、5分ぐらいで出て来ました。

お茶は甜茶(てんちゃ)で、砂糖を使っていないのに甘かったです。急須で出て来て嬉しいサービスです。

京小づち

メインの薬膳ならまち弁当です。

朝鮮人参の天ぷらがあって、これだけ漢方っぽい癖がありましたが、他の料理はどれも癖がなくて食べやすかったです。

薬膳料理ですので、1品ごとに効能が書かれていました。調理人が、通信教育で漢方を学んだそうです。

京小づち メニュー

蘇(そ)は、牛乳を煮詰めた奈良時代の珍味です。濃厚でチーズっぽいですが、牛乳の風味が残っていました。

あまご甘露煮は、他では余り見なくて珍しいです。メイン料理という位置付けでしょうか。

ご飯は赤米でした。赤米にも色々な効能があるそうです。

煮物が数品ありましたが、食べたことのある味でした。普段から食べている食材や料理にも、何かしら効能があるのかなと思いました。

京小づち

味噌汁です。大和芋の磯辺揚げが入っていました。普通の半分ぐらいの量でした。

食べ終わると腹7分目になりました。満腹になるのは体に負担が掛かって良くなさそうですが、もう少し量が欲しかったです。

「京小づち」は、薬膳料理の価値が分かる人におすすめです。薬膳の知識がなく、よく分からなかったので、3,000円弱のランチは割高に感じました。

ならやま茶館らふぁえろ藍布(らんぷ)など、近鉄奈良駅周辺には薬膳料理のお店が数店あります。

京小づち−営業情報

食べに行った時期2021年11月
所在地奈良県奈良市下御門町21
定休日木曜日(祝日の場合は営業)
営業時間11:30〜21:00(ラストオーダーは60分前)
予約
電話番号0742-22-1440
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