うな菊(うなきく)

うな菊(うなきく)

うな菊(うなきく)は、奈良市にある鰻料理の専門店です。奈良を代表する老舗の料亭 菊水楼(きくすいろう)が、2016年に開業しました。

昔から菊水楼で会席料理の中で鰻料理を出していて、それが好評で鰻料理の専門店として開業したそうです。

うな菊(うなきく)の最寄り駅は近鉄奈良駅で、駅から歩いて15分ぐらいです。JR奈良駅から歩いて行くと、25分ぐらい掛かると思います。

うな菊も菊水楼の敷地内にあります。三条通りの東の終点、春日大社の一の鳥居の手前です。春日大社に参拝するときのランチにおすすめです。興福寺の五重塔も近いです。

うな菊には専用駐車場がありますが、菊水楼と共用です。三条通り沿いに3台分、菊水楼の東側を南北に走る国道169号(天理街道)沿いに約10台分停められます。

ただし、菊水楼ではウェディングも行っていて、ウェディングがある日は、関係者以外は駐車場を使えません。駐車場の予約はできませんが、車で行く場合はウェディングの有無を確認をした方が良いと思います。

うな菊(うなきく) 外観

菊水楼は明治24年創業で、うな菊の建物も歴史が感じられます。門から入口まで離れていました。

うな菊(うなきく)

予約をしてから、日曜日の11時30分にランチに行ったところ、先客は3組いました。お客さんは、観光客風の夫婦や家族連れが多かったです。

席が空いていれば、予約をしなくても食べられます。

和風の建物ですが、靴のまま上がって、座席は椅子付きのテーブル席でした。店内は落ち着いた雰囲気です。

座席は、4人掛けのテーブルが5卓、2人掛けのテーブルが1卓だったと思います。隣のテーブルとの間隔がゆったりしていて寛げます。

1階に案内されましたが、2階には個室が3部屋があるそうです。

メニューは、うな丼、うな重、まむし丼、あいのせ重の4種類がありました。

うな菊(うなきく) メニュー

(メニューの写真はクリックすると拡大します)

うな丼 半尾税込2,420円
うな重 一尾税込4,400円
まむし丼 一尾半税込5,900円
あいのせ重税込4,510円

あいのせ重は、蒲焼と白焼が半尾ずつ入っています。

それぞれに新香と吸物が付いています。

吸物はプラス150円(税込)で、肝吸いに変更できます。また、プラス220円(税込)で、ご飯を大盛りに変更できます。

うな菊(うなきく) メニュー

プラス880円(税込)で、菊御膳にできます。菊御膳は、鰻の茶碗蒸し、小鉢、甘味が追加されます。

また、プラス3,080円(税込)で、特選御膳にできます。特選御膳は、白焼き(半尾)、肝焼き、鰻の茶碗蒸し、小鉢、甘味が追加されます。

うな菊(うなきく) メニュー

一品料理もありました。

うな菊(うなきく)

あいのせ重(税込4,510円)です。注文をしてから、30分ぐらい待ちました。

うな菊では注文を受けてから鰻を蒸し始めますので、混んでいなくても30分程度掛かります。予約やスケジュールを決めるときは、その時間を見込んでおいた方が良いです。

うな菊(うなきく)

関東風で蒸す工程がありますので、鰻はふっくらしていました。

ご飯は大盛り(税込220円)にしました。お米は新潟県魚沼産コシヒカリを100%使用しています。

薄く感じましたので、もう少しタレがあれば良いなと思いました。

うな菊(うなきく)

白焼き用に、ワサビ、ネギ、鰻のタレが付いていました。

うな菊(うなきく)

新香と吸物です。山椒もありました。

食べ終わると腹8分目になりました。

料理だけで考えると高いように感じましたが、菊水楼のうな菊で食べたということを考えると妥当かなと思います。

奈良観光の思い出にはなると思いますが、奈良は鰻の産地でもありませんので、過大な期待はしない方が良いかもしれません。


うな菊(うなきく)

うな重 一尾(税込4,400円)です。

うな菊(うなきく)

うな菊(うなきく)−営業情報

食べに行った時期2022年2月
所在地奈良県奈良市高畑町1130
定休日火曜日
営業時間11:00〜20:30(ラストオーダーは60分前)
予約
電話番号0742-23-2001
お店のHP フェイスブック