春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)は、奈良市の春日大社にある茶屋です。軽食もありました。

知らないと、春日荷茶屋で「かすがにないぢゃや」とは読めないです。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)の最寄り駅は近鉄奈良駅ですが、駅から歩いて行くと25分ぐらいです。JR奈良駅から歩いて行くと、40分ぐらい掛かると思います。

春日大社の一之鳥居から、参道を歩いて約15分で行けます。萬葉植物園の入口の手前です。

春日大社までの通り道にありますので、春日大社に参拝するときの休憩や食事に便利です。

春日荷茶屋には、専用駐車場はありません。

春日大社の本殿の方に駐車場があって、そこから徒歩で約5分です。ただし、駐車料金は1回1,000円で、行事がある日や混雑時は利用できません。

近鉄奈良駅やJR奈良駅から、春日大社の本殿の駐車場まで、バスでも行けます。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや) 外観

土曜日の11時30分頃にランチに行ったところ、先客は5組ぐらいいました。お客さんは、観光客風の人が多かったです。

春日荷茶屋の休日は、不定休です。土日祝日は営業していますが、平日に行く場合はホームページで確認した方が良いです。

営業時間は、10時から16時までです。

座席は、4人掛けのテーブルが5卓ぐらい、10人ぐらい座れる大きい相席用のテーブルが1卓ありました。

奥に広い庭があって、庭にも椅子とテーブルが置いてありました。10組ぐらい座れそうでしたが、春と秋の観光シーズンは混雑すると思います。

店内のテーブル席は少し窮屈で、間隔が狭かったです。

食事のメニューは、2種類ありました。よもぎ団子、葛餅などの和菓子やドリンクのメニューもありました。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや) メニュー

(メニューの写真はクリックすると拡大します)

万葉粥税込1,100円
大和名物膳税込1,650円

夏季限定で、春日素麺(税込1,243円)もあります。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや) メニュー

万葉粥(税込1,100円)は、万葉粥に一品と香の物が付いています。万葉粥が、春日荷茶屋の看板メニューです。野菜がトッピングされていて、月毎に変わります。

1月(正月)七草
2月(節分)大豆
3月(桃節句)菜の花
4月桜、黒米餅
5月よもぎ、筍
6月(夏越の祓)赤米、小豆
7月8月うす茶(冷やし粥)
9月(月見)小芋
10月栗、さつまいも
11月きのこ
12月(長寿)長芋

大和名物膳(税込1,650円)は、万葉粥(税込1,100円)のセットに、柿の葉ずし(サバ2個)と季節の葛餅が追加されます。

店内に入ると、先に注文と会計を求められました。メニューを決めてから入らないと、店内で もたつきそうです。

番号札をもらって、好きな席に座ります。店内の座席は料理を持って来てもらえますが、庭の席はセルフサービスです。番号を呼ばれたら自分で取りに行って、帰りは食器を返さないといけません。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

万葉粥(税込1,100円)です。5分ぐらいで出て来ました。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

この日は3月でしたので、万葉粥には菜の花がトッピングされていました。カラフルな あられ も乗っていました。

万葉粥は味が付いていないのかなと思っていたのですが、出汁と白味噌で炊いていて、美味しかったです。

奈良の郷土料理に、ほうじ茶で炊く茶粥(茶房 暖暖(のんのん)など)がありますが、それとは違います。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

一品は、出汁巻玉子、白和え、コンニャクでした。万葉粥だけでは飽きそうですが、一品があって良かったです。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

香の物は、しば漬け、奈良漬け、梅干しでした。濃い味ですので、後半で食べました。奈良漬けは癖は控えめでしたが、好き嫌いがありそうです。

万葉粥は水分が多くて、食べ終わると腹7分目になりました。消化が良いので、夕食までにお腹が空きました。

少食の人でも足りないと思いますが、食べ歩きをする場合は最適と思います。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)の由来の説明がありました。江戸時代に、天秤棒に茶箱と茶釜を乗せて、参拝客に餅菓子やお茶を振舞っていたそうです。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや) メニュー

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)−営業情報

食べに行った時期2022年3月
所在地奈良県奈良市春日野町160
定休日不定休
営業時間10:00〜16:00
予約不可
電話番号0742-27-2718
お店のHP 春日荷茶屋