茶房 暖暖(のんのん)

茶房 暖暖(のんのん)

茶房 暖暖(のんのん)は、奈良市の ならまち にある和食のお店です。

茶粥が看板メニューです。茶粥は奈良の郷土料理で、ほうじ茶の中に冷やご飯を入れて炊いた物です。

朝食に出しているホテルがありますが、奈良で茶粥を食べられる飲食店は意外と少ないです。家庭でも簡単に作れるからでしょうか。

茶房 暖暖(のんのん)の最寄り駅は、JR桜井線(万葉まほろば線)の京終駅(きょうばてえき)で、駅から徒歩で約15分です。京終駅はJR奈良駅から1つ南の駅ですが、本数が少ないので不便です。

近鉄奈良駅から茶房 暖暖(のんのん)まで歩いて15分以上、JR奈良駅から歩いて行くと20分以上掛かると思います。奈良町豆腐庵こんどうの隣です。

茶房 暖暖(のんのん)には、専用駐車場はありません。

お店の周辺にはコインパーキングがありません。道幅もかなり狭いので、お店まで車では行かない方が良いです。コインパーキングは、ならまち大通り沿いにいくつかあります。

茶房 暖暖(のんのん) 外観

約200 年前に建てられた町家を使用しています。江戸時代は米問屋だったそうです。

靴を脱いで、畳の部屋に上がります。茶粥を食べるのにぴったりの雰囲気でした。

祝日の11時30分頃にランチに行ったところ、先客は1組いました。茶粥が看板メニューですので、茶房 暖暖(のんのん)は年配の人に好まれそうです。

座席は、4人掛けの座卓が1卓、2人掛けの座卓が7卓ぐらいありました。

奥には中庭がありました。畳の部屋で、中庭を眺めながら寛げました。

ランチメニューは、2種類ありました。

茶房 暖暖(のんのん) メニュー

(メニューの写真はクリックすると拡大します)

茶粥御膳税込1,485円
黒米おこわ御膳税込1,485円

どちらもメインがあって、箸休めのおかず、大和のっぺい汁、わらび餅、大和茶が付いています。

茶粥は、ほうじ茶か小豆茶か選びます。小豆茶の茶粥は初めて見ました。

茶粥御膳(税込1,485円)をお願いしました。

茶房 暖暖(のんのん)

メインの茶粥です。定番のほうじ茶にしました。注文をしてから、5分ぐらいで出て来ました。

鉄鍋で、固形燃料の火で沸騰していました。体が暖まりますので、冬に良いです。5月から9月までの期間は、冷たい茶粥御膳(税込1,555円)もあります。

お茶碗によそっていただきます。

茶房 暖暖(のんのん)

普通のお粥はとろっとしていますが、茶粥はさらっとしていました。ほうじ茶とご飯を混ぜただけで、想像したとおりの味です。

ほうじ茶の量が多くて、米粒を最後まで取るのが難しかったです。

茶房 暖暖(のんのん)

おかずです。昆布の佃煮、切り干し大根、高菜、奈良漬け、きゃらぶき、しば漬け、梅干し、でした。

茶粥には味が付いていませんので、助かります。種類が多いのも嬉しいです。

茶房 暖暖(のんのん)

テーブルには、大和茶の粉と塩が置いてありました。

茶房 暖暖(のんのん)

大和のっぺい汁です。素朴な味で癒やされます。

茶房 暖暖(のんのん)

デザートのわらび餅と大和茶です。わらび餅は、きな粉、はったい粉、メープルから選べました。

茶粥は「感動するほど美味しい」という料理ではありませんが、奈良の郷土料理ですので、茶房 暖暖(のんのん)は、他県から観光に来た人におすすめです。

水分量が多くて、食べ終わると腹8分目になりましたが、消化が良いので、いつもより早くお腹が空きました。

カフェのメニューもありました。

茶房 暖暖(のんのん) メニュー

茶房 暖暖(のんのん) メニュー

茶房 暖暖(のんのん)−営業情報

食べに行った時期2021年11月
所在地奈良県奈良市西新屋町43
定休日月曜日(祝日の場合は営業)
営業時間11:00〜15:00(ラストオーダーは30分前)
予約
電話番号0742-24-9081
お店のHP 茶房 暖暖(のんのん)