グリル梵（ぼん）本店

グリル梵（ぼん）本店は、大阪市の新世界にあるレトロな洋食屋さんです。ビーフヘレカツサンド（ヘレビフカツサンド）が名物です。

新世界にあるのが本店で、大阪の堂島と新大阪、東京の銀座に、ビーフヘレカツサンドの専門店を出店しています。

グリル梵本店の最寄り駅は地下鉄の恵美須町駅で、駅から歩いて3分ぐらいです。JRの新今宮駅から徒歩で約15分、天王寺駅から約20分です。

グリル梵から徒歩で約1分の距離に通天閣があります。広い通りから、ひっそりした路地を入った所にあります。新世界は、奈良にはない雰囲気があります。

グリル梵（ぼん）本店外観

グリル梵は創業1961年で、老舗の洋食屋さんです。現在は3代目が味を引き継いでいます。

観光のガイドブックに掲載されたり、テレビで紹介されたりして、大阪では有名ですが、「知っているけど行ったことはない」という人が多いと思います。

グリル梵には、駐車場はありません。

日曜日の17時過ぎに行ったところ、先客はいませんでした。食べていると2組増えました。グリル梵の夜の営業は17時からです。

お客さんは、観光客風のカップルと地元で常連風の人達でした。

この日は夜に行きましたが、ランチ営業もしています。

グリル梵の定休日は変則で、6の付く日（6日、16日、26日）です。土・日・祝日に当たる場合は営業で、翌日が代休になります。他に不定休や貸し切りの場合があります。

座席は、4人掛けのテーブルが3卓、カウンターが3席で、こぢんまりしていました。席数が少ないので、グリル梵に行くときは、予約をした方が確実です。

店内は古くて年季が入っていました。黒電話が現役で、昭和のレトロな雰囲気を味わえます。それでも丁寧に掃除をしているようで、汚いという印象は受けませんでした。

メニューは、シチュー、フライ、ヤキメシ、サンドイッチ、ハンバーグ、ハヤシライス、カレーライスなど、洋食メニューが並んでいました。

（メニューの写真はクリックすると拡大します）

ビフカツサンドと並んで、ヘレカツカレー煮込みも名物です。2,000円前後のメニューが中心で、洋食店の中では高級です。

ヘレビフカツサンド1,800円（税込1,980円）をお願いしました。

グリル梵（ぼん）本店

最初に出て来たオニオンスープです。熱々でした。

グリル梵（ぼん）本店

ビフカツサンドです。

注文をしてから、15分ぐらいで出て来ました。揚げたてでした。ソースがビフカツの全面に塗られていますが、サクッとした部分も少し残っていました。

ヘレカツはしっとりしていましたが、脂っこくないです。小分けのカラシを出してもらえました。

パンは薄くて、軽くトーストされていました。

ピクルスが添えられていて、口直しに良かったです。

グリル梵（ぼん）本店

普通に付いていたのかサービスか分かりませんが、食後にローズヒップティー？を出してもらえました。

ビフカツサンドは高級な値段ですが、納得の美味しさでした。

メニューと一緒に置いてあったガイドブックの切り抜きに、ヘレカツの肉は160gと書いていて、足りるかなと思ったのですが、食べ終わると腹8分目になりました。

グリル梵のビフカツサンドはテイクアウトも可能ですが、出来立ての方が美味しいと思います。

グリル梵（ぼん）本店－営業情報