竈（かまど）

竈（かまど）は、奈良市のならまちにある和食のお店です。

くるみの木がプロデュースして、2015年にオープンしました。カフェの囀（さえずり）と、観光案内所の繭（まゆ）を併設しています。

以前に竈（かまど）の前を通り掛かったときに、行列が出来ていました。気になったので、ランチに行ってきました。

竈（かまど）の最寄り駅はJR桜井線（万葉まほろば線）の京終（きょうばて）駅で、駅から歩いて約10分です。しかし、JR京終駅は30分に1本しか発着がありませんので不便です。

近鉄奈良駅から歩いて行くと20分ぐらい、JR奈良駅からだと25分ぐらい掛かると思います。元興寺より南側で、かなり距離があります。車を使わない場合は、バスが便利です。

竈（かまど）外観

車で行く場合は、隣に大きい駐車場がありますが、コインパーキングですので有料（30分100円）です。割り引きはありません。

前に行列が出来ていましたので、今回は早めの時間を狙って、日曜日の10時50分に着きました。

竈は土日祝日は朝ごはんを提供していて、昼ごはんは11時からとなっています。

この日は日曜日でしたので、既にお客さんが朝ごはんを食べていました。

どうしたらいいのかなと思っていたら、名簿に名前を書いておくと、11時になったら呼んでもらえるということでした。

先に券売機で食券を買って待ちます。昼ごはんの食券は、11時前でも買えます。

名簿を見ると10時50分の時点で、昼ごはんを待っているお客さんは既に2組いました。

ランチを遅い時間にすると、ご飯がなくなって終了の場合があります。竈では、予約は（食事の取り置きも）受け付けていません。

くるみの木がプロデュースしているだけあって、店内は清潔感があっておしゃれです。お客さんは、観光客の女性が多かったです。

座席は、カウンターがメインで10席、2人掛けのテーブルが2卓ありました。カウンターは隣との間隔が近くて窮屈でした。

（メニューの写真はクリックすると拡大します）

ランチメニューは4種類ありました。メニューは不定期で変わります。

それぞれメインがあって、おかず2品、ごはん、お味噌汁、お漬物、が付いています。

おかずは週替りでこの日は、「奈良小松菜と高野豆腐の煮物」と「長芋とオクラの梅和え」でした。おかずは、奈良の食材を使用しています。

名前を呼ばれると、店員さんに食券を渡します。部分的にセルフサービスで、お盆にお箸、お手拭き、おかず、お漬物を乗せて自分の席に運びます。お茶、お水もセルフサービスです。

竈（かまど）

味噌汁とご飯はカウンター越しに手渡されました。おかずは体に良さそうな食材と味付けでした。

メインは少し遅れて持って来てもらえました。

竈（かまど）

蓮根饅頭の生姜あんです。

蓮根饅頭はレンコンの食感がシャキシャキして、生姜あんとも合って美味しかったです。

茄子、シシトウ、こんにゃく2個、も付いていました。蓮根饅頭が美味しかったので、他はいらないから、蓮根饅頭を2個か3個にして欲しいなと思いました。

女性に合わせた量で少ないですが、ご飯はお代り自由です。

ご飯は店名通り竈（かまど）で炊いています。それを知っただけで美味しいように感じます。カウンターの中に竈があって、釜が3つ並んでいました。

雰囲気は良いし、ブランドもあると思いますが、観光地のため、ちょっと割高な印象を受けました。

土日祝日限定ですが、朝ごはんはリーズナブルで、「竈の朝ごはん（税込550円）」と「大和の朝ごはん（税込1,050円）」の2種類がありました。

行列を避けるために11時に行ってランチを食べるんだったら、11時までに行って、朝ごはんも良いかなと思いました。

単品で、大和のしぐれ煮（税込350円）や卵焼き（税込250円）等がありましたので、竈の朝ごはんに単品を追加するのも良さそうです。

11時の時点で直ぐに満席になって、11時30分頃には10人ぐらいが待っていました。週末のランチの時間はいつも行列のようです。

竈（かまど）－営業情報