清澄の里 粟(あわ)

清澄の里 粟(あわ)は、奈良市(東側)にある野菜料理のお店です。
京都には京野菜がありますが、奈良にも大和野菜と呼ばれる伝統野菜があります。
清澄の里 粟の最寄り駅はJR桜井線(万葉まほろば線)の帯解駅(おびとけえき)ですが、駅から3km以上離れていますので、車がないと行きにくいです。
メニューの内容が少し異なりますが、奈良の市街地に、粟 ならまち店があります。
清澄の里 粟の付近は のどかな町並みで、天理市と思っていたら、実際は奈良市でした。
お店は高台にあって、駐車場はその下にあります。奈良市から行くとすると、散髪屋と一体になった郵便局を左に通り過ぎて、直ぐの角を左折です。曲がり角に看板がありました。
駐車場から、舗装されていない坂道を登ります。雨の日は靴が汚れそうです。途中でヤギが草を食んでいました。
山小屋風の建物で自然と調和しています。
清澄の里 粟はランチ営業のみで、前日までの完全予約制です。人気店ですので、予約は数週間先になることが普通です。
一面はガラス戸で見晴らしが良いです。開放感のある場所ですので、天気が良い日に行きたい所ですが、運任せになります。
座席は、2人掛けのテーブルが8卓ぐらいあったと思います。隣のテーブルとの間隔が離れていて、ゆったり寛げます。お客さんは、家族連れが多かったです。
テーブルのあちこちに野菜が置かれていました。スーパーでは見掛けることがない、珍しい野菜ばかりです。「この料理に使っている野菜はこれです」と説明してもらえました。
メニューは
おまかせコース | 3,500円(税込3,850円) |
大和野菜のフルコース | 5,000円(税込5,500円) |
の2つだけです。どちらも大和の伝統野菜がたくさん食べられます。
予約の電話をしたときに、おまかせコース3,500円(税込3,850円)でお願いしました。
ぶどうジュースと前菜です。少しずつ色々な野菜を使っています。
生湯葉です。1品ずつ野菜の説明をしてもらえます。
煮物です。素材の味を生かした優しい味で美味しかったです。
蒸し料理です。
珍しい野菜が多くて、ゆっくり味わうと、野菜の甘さだったり、特有の美味しさを感じます。
野菜の天ぷらです。トマトの脇芽の天ぷらを初めて食べました。抹茶塩で食べて、どれも美味しかったです。
ご飯、味噌汁、お漬物、ゆかり、です。ご飯は黒米が混ぜられていて、お代わりができました。味噌汁には、おかわかめが入っていました。
デザートです。ドリンクはコーヒーか紅茶、ホットかアイスか選べました。
全部で50種類以上の野菜を使っているそうです。季節ごとに違った料理をいただけます。
最初に行ったときは冬で、豆乳鍋の美味しさに感動しました。野菜の美味しさを引き出す技術が素晴らしいと思います。
ヤギのペーターは人懐っこくて、賢いです。見てると癒やされます。
お客さんの入れ替えはないので、14時30分頃までゆっくりしました。田舎に行ったような気分になれます。
最初は野菜のコースで3,500円(税込3,850円)は高いなと思っていましたが、また違う季節に行きたいです。
清澄の里 粟(あわ)−営業情報
食べに行った時期 | 2013年2月、2020年6月 |
所在地 | 奈良県奈良市高樋町861 |
定休日 | 火曜日、不定休あり |
営業時間 | 11:45〜16:00(ラストオーダーは30分前) |
予約 | 完全予約制 |
電話番号 | 0742-50-1055 |
お店のHP | 清澄の里 粟(あわ) 、フェイスブック |